梅佳代さんは『うめめ』で初めて知ってから大好きな写真家。
ニヤニヤしちゃうような写真が多くて、見ていて愉快な気分になるから好き。
この間展示にも行った。
磁石のように路上の奇跡を呼び集め、まばたきの瞬間に“ウメップ”が生まれる。梅佳代写真集。(amazonの説明欄より引用)
おもしろい写真や綺麗な写真からシンプルなポートレート写真まで、多種多様な写真がいっぱい。
おもしろい写真も綺麗な写真も、すべてさりげない瞬間を切り取ったもので、写真集を通して日常から離れないのがステキなところだと思う。
説明文にもある通り、「路上の奇跡」なるものの集積って感じ。
見落としてしまいがちな一瞬一瞬を写真作品という形で提示されたことで、なんでもない日常にもこんなにおもしろくて綺麗でかけがえのない瞬間がたくさんあるんだってハッとする。
この作品に限らずだけど、梅佳代さんの写真を見ていると日々の「良い瞬間」を見つける目が養われる気がする。
写真の良さだとか写真の意義みたいなものを感じた。
『ウメップ』は、そういう梅佳代さんの良さが凝縮された作品だと思う。
「梅佳代さんの写真集見てみたい!」って言われたらまずこれか『うめめ』か、っていう感じ。
他の梅佳代作品もいずれ感想あげよっと。